パチンコの小当たりとは?大当たりとの違いをわかりやすく解説

用語解説
パチンコの小当たりとは
大当たりとの違いを解説

データ表示器の見方が変わる、初心者がつまずきやすい用語

パチンコを打っていると、「今の当たり、なんか変な感じだった」と思う場面に出くわすことがあります。派手な演出もなく、アタッカーが数回パカパカ開いてすぐ終わる。これが「小当たり」です。

小当たりとは「当たっているが、ほとんど出玉がない当たり」のことです。

筆者について
  • パチンコ・スロット歴22年
  • パチンコ店での勤務経験あり

筆者も最初はこの意味が分からず、データ表示器に「大当り1回」と表示されているのを見て、今のは大当りだったのか小当たりだったのか分からず戸惑った経験があります。

01小当たりとは?大当たりとの違いをわかりやすく解説

まず、大当たりと小当たりのイメージの違いを整理します。

  • 大当たり / ラウンドが何度も続き、まとまった出玉がもらえる「当たり」
  • 小当たり / アタッカーが1〜2回、短く開くだけで終わる。出玉はほぼゼロ

ひとことで言えば、小当たりは「当たったように見えて、実質ハズレに近い」ものです。演出も控えめなことが多く、見た目だけでは大当たりと区別がつきにくいのが特徴です。

POINT
大当たり確率が1/300の台であれば、300回転に1回のペースで大当たりを引ける計算になります。小当たりはこの大当たり確率とは別に、機種によって独自の「小当たり確率」が用意されています。

02小当たりの仕組み

大当たりと小当たりは、当せんしたときに機械の中で起きていることが、そもそも違います。

大当たりが決まると、「ラウンドを連続させる装置」と「その状態を続ける装置」の両方が働き、これによって何度もアタッカーが開くラウンド消化が始まります。一方、小当たりで働くのは「アタッカーを1回だけ開ける装置」のみです。ラウンドを連続させる装置そのものが働かないため、アタッカーが最大でも1.8秒ほど開いて、そのまま終わってしまいます。専門用語では、この2つの装置をそれぞれ「条件装置」「役物連続作動装置」、小当たりで働く方を「特別電動役物」と呼びますが、覚える必要はありません。「大当たりはスイッチが2つ入るけど、小当たりは1つしか入らない」くらいのイメージで大丈夫です。この条件装置や役物連続作動装置といった仕組みは、パチンコ機の型式試験を行う一般財団法人保安通信協会の試験基準にもとづいて、機種ごとに細かく規定されています。

11種2種混合機での小当たり

「1種2種混合機」と呼ばれるタイプの機種では、小当たりで開いたアタッカー(通称「羽根」)の中に「Vポケット」という特定の穴があります。ここに玉が入ると、そこで初めて大当たりが確定する仕組みです。つまりこのタイプでは、小当たりは「大当たりへの入口」の役割を持っています。

2デジパチでの小当たり

普段よく見かける「デジパチ」というタイプの機種では、小当たり自体が大当たりに直結するわけではありません。それでもわざわざ小当たりが用意されている理由は、次の項目で説明します。

03小当たりが存在する理由

デジパチに小当たりが搭載されている一番の理由は、「確変に入ったことをこっそり隠す」ためです。通常、確変に入ったかどうかは大当たりの派手な演出で分かりますが、機種によっては小当たりを経由して、こっそり確変状態に入る仕組みが用意されています。周りから見ても、遊技者本人から見ても「今、確変中なのか通常のままなのか」が分かりにくくなるため、これは「潜伏確変」や「突確(突然確変)」と呼ばれる仕組みの土台になっています。

また、近年増えている「小当たりRUSH」搭載機では、この小当たりを連続して引くこと自体が出玉源として設計されています。この場合の小当たりは、確変を隠す演出ではなく、RUSH中の主な出玉獲得手段という位置づけです。

POINT
小当たりの結果は、ホールのデータ表示器によって扱いが異なります。小当たりも「大当り」としてカウントするホールもあれば、カウントしないホールもあります。筆者が最初に小当たりの意味が分からず戸惑ったのも、まさにこの表示の違いが原因でした。

04小当たりが出たら何を見ればいい?

小当たりの仕組みが分かったところで、実際に打っているときに意識したいポイントを3つ紹介します。

  • データ表示器の数字をまず確認する / そのホールが小当たりを「大当り」に含めてカウントしているかどうかで、見た目の当たり回数が変わります。最初に確認しておくと混乱しません
  • 潜伏確変搭載機なら、小当たり後の数回転を見る潜伏確変を搭載した機種を打っているときは、小当たりの直後に保留の色や電チューの開き方が普段と違わないか、数回転だけ様子を見てみましょう
  • 小当たりRUSH機なら、頻度を他の当たりと分けて意識する / RUSH中の出玉ペースに直結するので、大当たりと混同せず、小当たりの回数として頭の中で分けて数えておくと状況が把握しやすくなります

05小当たりRUSHとは?小当たりとの違い

小当たりとよく混同されるのが「小当たりRUSH」です。小当たりは当たりの種類そのものを指す言葉ですが、小当たりRUSHは、その小当たりを連続して引き続けている状態を指す言葉です。同じ「小当たり」という言葉が使われていますが、指しているものが違うので、あわせて覚えておくと新台記事も読みやすくなります。

初めて小当たりRUSH搭載機を打つと、今が当たっているのかいないのか、演出だけでは判断がつきにくく戸惑うことが多いです。仕組みを理解したうえで何度か打ってみると、少しずつ演出と当たりの対応関係がつかめてきます。

06まとめ

小当たりは、単体では出玉がほとんど得られない当たりですが、1種2種混合機ではV入賞を通じて大当たりにつながったり、デジパチでは潜伏確変の土台になったり、小当たりRUSH機では出玉源そのものになったりと、機種によって役割が大きく変わります。「今の当たり、なんか変だったな」と思ったときは、この小当たりの仕組みを思い出してもらえると、新台のスペック記事もぐっと読みやすくなるはずです。台選びの基準を数値でも考えたい方は、パチンコの期待値とはもあわせてご覧ください。

※本記事は筆者の実体験および一般的な機種の仕組みをもとに構成しています。搭載されている機能や演出は機種によって異なるため、詳細は各機種の公式スペック情報もあわせてご確認ください。

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