勝つ方法はあるのか
ボーダー理論派も知っておきたい、もうひとつの見方
パチンコを打っていると、「波が読めたらいいのに」と思ったことは誰しも一度はあるはずです。今回は、多くの方が一度は考えたことのある「波理論」について、筆者自身の体験を交えてお話しします。
結論から言うと、波理論だけで勝ち続けるのは難しいと思います。ただ、22年パチンコ・スロットと付き合ってきた中で、「台の見方のひとつ」として参考になる場面はありました。この記事では、そう感じるようになったきっかけと、筆者が実際に取り入れている見方を紹介します。ボーダー理論をベースにしている方からすると否定したくなる内容だと思うので、そういう話は読みたくないという方はここで閉じてもらって大丈夫です。
01パチンコの波理論とは?
波理論とは、出玉のグラフ(スランプグラフ)の上がり下がりを見て、この先出るのか出ないのかを読もうとする考え方です。「ハマった後は連チャンしやすい」「連チャンの後はハマりやすい」といった見方も、この波理論に含まれます。一般的には、確率論的な根拠に乏しい「オカルト打法」のひとつとされています。
02波理論で勝っている人は、実際にいるのか
ここから先は、筆者がホール勤務時代に見たことをそのまま書いています。当時の記録が手元に残っているわけではなく、あくまで個人の記憶にもとづく話なので、そのつもりで読んでいただければと思います。
その常連客の方は毎日のように来店していて、いつも出玉を出していました。あるとき「どうやって台を選んでいるんですか?」と尋ねたところ、「波で選んでいる」との返答。当時ボーダー理論一筋だった筆者は、正直「そんなことで勝てるはずがない」と思っていました。
ところがある日、その方がボーダーライン17回転の台を、朝から回転数15回転程度しか回らない状態で打ち続けていました。「回らないのになぜ打つんだろう」と見ていたのですが、結果としてその日はトータル2万発を出して勝っていたのです。
最初はたまたまだろうと思っていましたが、それが毎日のように続きました。貯玉も25万発(その店舗の上限)まで貯めていて、当たった台からすぐ交換し、また別の台に移動するというスタイルを繰り返していました。もちろん負ける日もありましたが、トータルで見れば明らかに勝っていて、他の常連客から「サクラでは」と言われるほどでした。台の確率以上のペースで当たりを引いているように見えたので、この方なりの台の選び方があったのだと思います。もっとも、たまたま調子の良い時期を見ていただけという可能性も否定はできません。
03筆者が波理論を信じるようになった経緯
その方の立ち回りを見て、筆者もどんな台を選んでいるのか観察してみました。すると、選んでいる台はすべて「データの波が右肩上がりの台」であることに気づきました。
試しに自分でも、データが右肩上がりの台を選んで実践してみたところ、実際に勝てました。最初は運が良かっただけかもしれないと思い、しばらく同じ方法を続けてみたところ、明らかにボーダー理論だけのときより勝率が上がり、1ヶ月足らずで貯玉が10万発を超えました。それから2年ほど、波を読みながら勝ち続けることができ、筆者自身も波理論を信じるようになった経緯があります。
正直なところ、これが本当に波理論の効果なのか、単に運が良かっただけなのかを完全に証明することはできません。パチンコは確率のゲームである以上、そう言われればそれまでです。あくまで筆者自身の体験としてお読みください。
04筆者が取り入れている台の見方|ボーダー理論との組み合わせ
筆者が2年間の実践の中で行き着いたのは、「波理論だけで打つ」のではなく「ボーダー理論を土台にして、波を判断材料のひとつに加える」という形です。これで必ず勝てるという話ではなく、あくまで筆者が今も続けている台の見方として紹介します。実践する場合は自己責任でお願いしたいのと、朝一の波がまだ読めない時間帯には向かないため、夕方以降の方が判断しやすいと思います。
1波が右肩上がりの台を選ぶ
±ゼロラインより上に出ている、上がり調子の台を選びます。
2ボーダープラス2〜3回転以上回る台を選ぶ
ボーダーより2〜3回転多く回っている台であれば、トータルで負けにくくなります。いわば保険のような条件です。ただし、これは止め打ち・保留3止めを徹底したうえで、出玉の増減もボーダー以上であることが前提になります。
3確率通りに当たっている台を選ぶ
初当たりを4回以上引いていて、なおかつすべて確率以内で当たっている台を狙います。たとえば大当り確率1/300の台であれば、4回とも300回転以内に当たっている台を選んで打ち始め、300回転を超えたら見切る、というイメージです。
4すでに3万発以上出ている台は避ける
トータルで3万発以上出ている台は避け、1万5,000〜2万発前後で推移している台を狙うようにします。
この4つの条件を意識して台を選ぶだけでも、勝率の感覚はかなり変わってくると思います。
この中でいちばん難しいのが、2つ目の「ボーダープラス2〜3回転以上回る台をどう見つけるか」だと思います。台に座る前の段階でこれを見抜くには釘を読む必要がありますし、座ってからも千円あたり何回転しているかを数えて、続けるか移動するかを早い段階で判断しなければいけません。数え方そのものは単純でも、「どのくらい回らなければ見切るのか」という基準は、文章の説明だけではなかなかつかみにくい部分です。DMM TVのパチンコ番組では、演者が実際に回転数を数えながら「この台は回らないから移動する」と判断していく場面が繰り返し出てきます。回る台を探すまでの過程を何度か見ておくと、自分がホールで数えるときの基準がつかみやすくなります。
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05まとめ
筆者は現在も、ボーダー理論を土台に波を判断材料に加える形でパチンコを打っており、トータルでは勝ち越しています。ボーダー理論だけで計算した期待値より結果が良いという実感はありますが、これが波を見ているおかげなのか、単に台選び全体が慎重になった結果なのかまでは切り分けられていません。
波が予想通りに動かず負けることもありますし、今も日々勉強しながら実践している段階です。台選びの際は、保険としてボーダープラス2〜3回転の条件だけは必ず守るようにしています。逆に言えば、この条件を外してまで波だけで台を選ぶことはありません。移動が面倒なときや何も考えたくない気分のときは、素直にボーダー理論だけで一日座って打つこともあります。
今回紹介した内容以外にも、自分なりに波を研究してみるのも面白いと思います。もっと精度の高い読み方が他にもあるかもしれません。ただし、波理論を信じるかどうかとは別に、この手の「攻略法」を謳ってお金を取ろうとする詐欺的な情報商材にだけは注意してください。本来、お金を払ってまで得るような情報ではありません。
基本的には、ボーダー理論だけで立ち回っていても、波を読まずに勝つことは十分可能です。波理論はあくまで「プラスアルファの視点」として捉えるのがおすすめです。
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※本記事は筆者の実体験および個人的な見解をもとに構成しています。効果を保証するものではなく、実践する場合は自己責任でお願いします。遊技は無理のない範囲で楽しみましょう。

