パチンコのバイトをやってみたいけど時給が高いってイメージがあると思います。
時給が高いとやっぱりきついんじゃないかとか実際どういう仕事内容なのかって気になりますよね?
本記事ではパチンコ屋での仕事内容とメリット、デメリットについて記載しています。
元パチンコ店員と派遣をしていた自分がパチンコ屋の仕事内容について詳しく解説していきたいと思います。
Contents
パチンコ屋のバイトの仕事内容
パチンコ屋の仕事は主に下記の3つに分けられます。
1.ホールスタッフ
2.カウンタースタッフ
3.カフェスタッフ
基本的にほとんどのパチンコ屋でこの3つの仕事があります。
基本的に最初はホールスタッフからステップアップしていきますのでホールスタッフの仕事内容メインで記事を書いていきます。
ホールスタッフ
ホールスタッフはパチンコ屋でのメインの仕事になります。
お客様の接客対応~清掃まで色々な作業をこなさなければなりません。
詳しく解説していきます。
お客様のドル箱の積み降ろし
大当たりした台のお客様のドル箱の積み降ろしをしてあげます。
大当たりしてドル箱が満杯になったお客様が呼び出しボタンを押すので呼び出しボタンが点灯しているお客様の所に出来るだけ早くかけつけてドル箱を降ろして新しいドル箱をお客様に渡さ無ければいけません。
注意点
※1.出来るだけ早くお客様の所に駆けつけてドル箱を交換してあげる
気が短いお客様もおられるので呼び出しボタンを押しても一向に店員が来てくれなかったら怒られたりします。(あんまりにも遅いと気が短くなくても普通怒りますので)
遅くなったら「申し訳ありません遅くなりました」と一言伝えてドル箱を降ろすようにする事で出来るだけトラブルを避けれるようにしましょう。
※2.玉を降ろすは素早く丁寧にするように心がける
素早く玉を降ろすようにしないと次から次へと他の台も大当たりしてランプが2個、3個と点灯しだして追いつけない事もありますので出来るだけ次の行動が出来るように素早く降ろす事が大切です。
丁寧降ろす理由は言わなくてもわかると思いますが、玉をこぼさないようにしないといけないからです。
玉=お金です。
大体ドル箱1箱で1500~2000発の玉が入りますので、お金に計算すると5000円~8000円前後の玉が入りますのでそのドル箱を落とすとお客様とのトラブルになりがちです。
殆どは磁石で拾ってあげるため元通りになりますが、お客様は玉が減ったかもしれないと思いますのでそうならない為にも丁寧にドル箱を降ろすようにしましょう。
お客様のドル箱の計数
お客様が辞められる際にドル箱遊戯台から計数機まで運び流してあげる作業です。
普通に計数機にドル箱をひっくり返して玉を流して計数された玉の数のレシートを発行してあげるだけです。
注意点
※1交換時にお客様が出したドル箱の数を必ず数えてお客様に箱の数を確認してから計数機まで運ぶ
ドル箱を運ぶ際にお客様の出したドル箱の数を数えておかないと計数機まで運んだ際にドル箱の数が足りないなどのトラブルになる可能性もあります。
※2遊戯台の下のドル箱も忘れずに運ぶ
まずお客様が交換と言ってきたら遊戯台の下のドル箱をまず降ろしてから計数機まで運ぶようにしましょう。
初心者の頃によくありがちなのが遊戯台の下のドル箱を忘れて交換する事です。自分もありました(笑)
台トラブル時の対応
台のトラブルの対応をしないといけません。
1.玉詰まり
2.玉飛び不良
3.その他
基本的に玉詰まり対応が多いです。
1.玉詰まり
玉詰まりにはシュート詰まりと裏詰まりの2種類あります。
●シュート詰まり
シュートから蛇腹へと流れる箇所で玉が詰まる事が多いです。殆どがこのパターンです。
対応
簡単で玉が詰まっている箇所を軽くゆする事で玉が流れ出します。(強くゆすらないよう注意してください)
●裏詰まり
シュートをゆすっても玉がスムーズに流れださない場合は裏詰まりしています。裏詰まりの場合は台枠が赤く点灯していたり、液晶画面に玉が不足していますなど出ます。
裏パックという玉をためておくものが台の裏にあります。
裏パックに玉が来ていない場合はシュート詰まりです。もう一度シュート付近で詰まっている箇所が無いか確認してください。
裏パックに玉が来ていて詰まっている場合は裏詰まりです。
対応
台を開け裏の玉の流れる箇所を確認して詰まっている所を解消する。裏パックの玉を指で押し込んだりしてつまりを解消しましょう。(お店によってやり方など違うと思うので教えてもらったやり方でやりましょう。)
初心者の方だとこれが出来ない人が多かったりするので慣れるまでは役職の方を呼びましょう。
注意点
玉詰まりを解消する際の注意点としてお客様の台が大当たり中で玉が無い状態ではないかなどお客様の台の状態を見てから臨機応変に対応する事が大切です。
2.玉飛び不良
玉飛び不良は玉が飛ばない、玉が強く飛んだり弱く飛んだりするなどがあります。
対応
パチンコ台のガラスを開け発射口に玉が詰まっているのを取り除く、カセットの清掃、上皿の異物を取り除くで大抵は対応できます。
それでも直らない場合は役職の方を呼び対応してもらいましょう。
3.その他
パチンコ台は機械ですので色々なトラブルの発生が考えられます。上記以外の分からないトラブルなどが発生した場合は役職の方を呼んで対応してもらいましょう。
清掃作業
呼び出しランプがついていない際は島内の清掃作業がメインです。
タバコの灰皿清掃やペットボトルなどのゴミ、島内の出玉をきれいにする、空き台のゴミなどの清掃作業をします。
作業をしながら呼び出しランプがついていないか常に島を回って呼び出しランプが着いたらすぐに対応に行きます。
閉店後にドル箱の片付けや、台のガラス拭き、カセットの清掃、玉拾いなどもあります。
以上がホールスタッフの仕事内容になります。
パチンコ屋のバイトのきつい所
パチンコ屋のバイトのきつい所を記載します。
1.足腰が痛くなる
ホールスタッフは基本的に常に島を巡回してランプが着いていないかの確認をしなければなりません。
お客様のドル箱を降ろしたり、上げたり交換作業もあるので特に足腰が痛くなります。
自分も最初は筋肉痛になるくらい痛くて続けられるか不安になりましたが、意外と続ければ慣れました。
腰が悪い方はやめた方がいいです。
パーソナルといって玉の積み降ろしがないパチンコ屋も中にはあり、そういうお店を選ぶ事と腰は痛くなりませんよ。
実際にパチンコ屋に昼頃行ってみてお客様がいるのに後ろに玉が積んでいなければパーソナルのお店なのでバイトするなら事前に確認しておくといいかもしれません。
2.理不尽な事で切れられる
パチンコ屋はお金が掛かっていますので、かなり負けているお客様などは当たらないと遠隔だ!とか目が合っただけで怒ってくるお客様もおられます。
言葉遣いや、接客の仕方には細心の注意を払って接客するように心がけましょう。
自分ではどうしようもないと思ったら、役職の方を呼んで対応してもらうようにしてください。
3.入れ替え作業がきつい(正社員のみと思います)
新台などの入れ替え作業の際はパチンコ台(30キロ~50キロ前後)などを運ばないといけないのでかなりきついです。
バイトでは入れ替え作業をする事は無いと思います。(店舗によってはあるかもしれません)
パチンコ屋のバイトのメリット
パチンコ屋のバイトのメリットはなんといっても高時給であることです。
地域にもよりますが、1000円~1600円くらいの高時給であることが多いです。
なので普通の仕事よりはきつい事も多少あると思いますが、多分やれば慣れると思うのでやってみたいと思う方はやってみてもいいかもしれません。
パーソナルのお店を選べば玉の積み降ろしが無いのでかなり楽だと思います。
個人的にはパーソナルだと暇すぎて時間が流れるのが遅く感じるので、玉の積み降ろしがある店舗の方が好きです。笑
バイトから正社員登用している店舗も多いのでバイトをして正社員になりたいって思った方はなってもいいと思います。
自分の友達はバイトから正社員になり今では店長をしています。(自分は県外に転勤ってなったんでやめてしましましたけど・・・)
まとめ
いかがでしたでしょうか?以上が大体のパチンコ屋のバイトのホールスタッフの仕事内容になります。
他にもカウンタースタッフ、カフェスタッフなどありますが、今回はホールスタッフの仕事内容メインで記事を書きました。
パチンコ屋によっても仕事内容が多少異なる為、参考にならなかったらすみません。
実際にやってみないとわからない部分もあると思いますが、基本的な作業は殆ど同じだと思います。
自分の経験が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。